BYDは2か月連続でテスラを上回り、ヨーロッパの販売差を拡大した。
2026年2月の欧州における電気自動車販売実績
| 指標 | BYD | Tesla |
|---|---|---|
| 販売台数(EU+EFTA+英国) | 17 954 | 17 664 |
| 前年2月比増減 | +162 % | +11,8 % |
| 市場シェア | 1,8 % | 1,6 % |
| 年初来合計 | 36 069 (+162,7 %) | 25 753 (+0,9 %) |
主要結論
* BYDは2か月連続でTeslaを上回り、販売差を10 000台以上拡大した。
* Teslaの2月成長率は11,8 %だったが、前年同月比-27,8 %という減少から見ると季節的な工場停止後の最小限の「回復」に過ぎない。
* ドイツではTeslaの販売がほぼ半分に減少(-48 %)し、スウェーデンとベルギーでは60 %以上減少した。
* 1月から2月までBYDの販売は安定して高く、1月18 242台、2月約18 000台で需要が継続的にあることを示す。
Teslaが「悲観的」に見える理由
1. 工場改装:2025年初頭にGigafactory Berlin、Shanghaiなどが新モデルY Juniperの生産準備のため閉鎖され、最初の四半期は会社史上最も弱い供給となった。
2. 低ベースライン:大幅な減少後であっても、2月の0,9 %増加は実質的な需要成長を示さない。1月には前年比17 %減少し、電気自動車全体市場が14 %伸びた中で低い。
BYDが「楽観的」に見える理由
* 安定した販売量:1月と2月の販売台数はほぼ同じで、需要が継続しているサイン。
* 幅広いラインナップ:純粋な電気自動車だけでなくプラグインハイブリッドも含め、ターゲット層を拡大。
* ディーラー網の積極的展開:欧州で新販売ポイントを継続的にオープンし、モデルへのアクセス性を向上。
市場全体のトレンド
* 2026年初頭2か月の電気自動車比率は18,8 %へ上昇(前年同期間15,2 %)。
* 最も強い成長はフランス(+38,5 %)とドイツ(+26,3 %)で観測。
* Teslaはこの成長に参加しておらず、売上は前年同期比で減速している。
したがってBYDは欧州市場での地位を強化し続けている一方、Teslaは生産再編と新モデルへの移行後の低ベースラインによる課題に直面している。
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