SK ハイニクスとサンディスクは、HBMとSSDの間に位置する中間メモリであるHigh-Bandwidth Flashの標準化を開始しました
SK HynixとSanDiskは、Open Compute Projectの一環として、新しいメモリレベルであるHigh Bandwidth Flash(HBF)の導入を発表しました。
HBFとは
- ポジショニング
HBFは、超高速メモリHBMと大容量SSDの中間に位置する「ミドル」レイヤーです。
高いスループットを持つHBMと大容量を備えるSSDのギャップを埋め、AIタスクに必要な拡張性とエネルギー効率を両立します。
- アーキテクチャ上の役割
HBMが主要な高速レイヤーであるのに対し、HBFは補助的メモリ層として機能し、全体システムを補完します。
SanDiskの見解
| 特徴 | SanDiskの評価 | 技術 |
|---|---|---|
| 容量 | HBMより8〜16倍大きいが、同等のスループット | NANDメモリ(BiCS NAND + CBA) |
| コスト | 通常のシステム構成でHBMとほぼ同等 |
ファーストジェネレーションスタック
- 読み取りスループット:最大1.6 TB/s(256 Gbps/チップ)
- スタック全体容量(16チップ):最大512 GB
- 物理パラメータ:HBM4のサイズ・消費電力・高さに最適化。AIアクセラレータ用の現行H
BMスタックと同様の統合モデル。
パフォーマンス
内部テストでは、8ビットLlama 3.1 405Bベースの負荷で、HBFは「容量無制限HBM」と比較してわずか2.2 %の差があることを示しました。
※比較対象は仮想的な容量無制限HBMであり、実際の大容量メリットは直接測定されていません。
エネルギー非依存性
HBFは電源オフ時でもデータを保持します。これは、継続的に電力供給が必要なDRAMとは対照的です。
今後の計画(Gen 2・Gen 3)
| 世代 | 目標読み取りスループット | スタック容量 | 消費電力(Gen 1比) |
|---|---|---|---|
| Gen 2 | > 2 TB/s | 最大1 TB | 0.8× |
| Gen 3 | > 3.2 TB/s | 最大1.5 TB | 0.64× |
次のステップ
- 標準化:SK HynixとSanDiskは、HBFをOpen Compute Projectの次なる段階として位置付けています。
- 導入時期:具体的なスケジュールは未定です。
以上より、HBFはHBMの速度とSSDの容量を融合しつつ、エネルギー効率と既存AIアクセラレータとの互換性を保つ「ミドル」メモリ層として期待されています。
コメント (0)
感想を共有してください。礼儀正しく、話題に沿ってお願いします。
コメントするにはログイン